迷宮都市

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迷宮都市クノソッス *

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『クノッソス宮殿』という遺跡をご存じだろうか。

クレタ島という島が地中海に浮かんでいる。その島はギリシャの南端に位置し、大きさは四国の半分ほどであろうか、東西に人を寝かしつけたかのように伸びている。気候は一年を通して温暖で、同国有数のリゾート地であると同時に、ヨーロッパ最古とも言われる文明が栄えていたことでも有名である。

ミノア文明。およそ紀元前3000年~紀元前1400年の間、ギリシャ人が侵入する以前より続いていた先住民による青銅器文明である。この文明については謎のところが多く、詳しい説明は省くが、その遺跡から、高度で壮麗な文明であったことが分かっている。冒頭の『クノッソス宮殿』は、クレタ島北岸中部の都市、イラクリオンより南東に5キロの地点に眠る、ミノア文明を今に伝える遺構の一つだ。160メートル四方の、1500を超える石室はまさに同文明の都と呼ぶにふさわしい。

さて『クノッソス宮殿』と聞くと真っ先にギリシャ神話の『ミノタウロス』を思い浮かべるであろう。この牛頭人身の怪物は、クレタ王国の王、ミノスの妻、パシパエと牝牛の間に産まれた子供である。クレタの王国では代々、海神ポセイドンを守護神として崇め、牝牛を生贄に捧げていた。しかしある日、生け贄として用意された白い牡牛のあまりの美しさにパシパエは魅せられ、その牝牛を隠し、代わりに別の牛を捧げた。これがポセイドンの逆鱗に触れることになる。ポセイドンはパシパエに呪いをかけ、彼女は牡牛に対し邪恋を抱くようになった。
こうして誕生したのがミノタウロスであるが、クレタ王ミノスはこれを迷宮――ラビリンスに閉じ込め、属国のアテネから定期的に人間の生贄を与えることで養うことにした。だが、最後は生贄に混じって迷宮に侵入したアテネ王子、テセウスによって葬られる。迷宮は一度入れば二度と出ることは敵わないと言われていたが、テセウスはミノスの娘、アリアドネからもらった糸玉を使って見事脱出している。

そして、クノッソス宮殿がこの迷宮のモデルとなっていることは言うまでもない。







これは、最近巷で流布されるようになった一つの都市伝説なので聞き流してもらっても構わない。

目覚めると

そこは知らない街。

歩いても歩いても

東は西へ繋がり

北は南へ通ずる。

その逆も然り。

時間も空間もねじれ曲がった

まるでそこはこの世とあの世の狭間のような

脱出不可能

迷い込んだら最後

己の存在さえもやがては朽ち果てるであろう

その世界

迷宮都市クノソッス。





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Date:2011/02/02
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